BSCはDefiじゃない?  真にリスクを理解するということはどういうことなのか。

こんにちは

EDGEMANだ




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BSC(Binance Smart Chain)の情報を追っていくと、よく「BSCはDefiじゃない」「CPリスクがある」という言説を目にした人もいるんじゃないでしょうか?
私も正確には理解できておらず、今後こういった状況も変わっていく可能性もありますが、少し解説と考察を行っていきたいと思います。



BSC上にある資産は自分の手元にはありません。

BSCが何故Defiじゃないのか?は一言でいうと大本の資産は実質Binanceが保有しているということです。

いやいやBinanceには資産置いてないし、運用先もPancakeだよ!と思うかもしれません。
しかし預けている通貨のすべてはBEP20という規格のトークンであり、BSCはそのBEP20規格の通貨を扱うスマートチェーンです。


例えば表記上はETHであっても、それはバイナンスチェーン上のETHであり、オリジナルのETHとは別物です。
なのでうっかりコインチェックや、ビットフライヤーのETHアドレスにETH(BEP20)を 送ってしまうとあえなくGOXしてしまいます。


では何故ETH(BEP20)がまるで本物のETHのように扱えるかというと、その通貨の価値を裏付けする本物のETHがどこかにあるから。
そしてBEP20のETHに変換するには、オリジナルのETHを「バイナンス」に送金して、BEP20規格で送金する。あるいはバイナンスのブリッジ機能を利用して、交換するなどがあります。

……そう。この時送ったオリジナルのETHはバイナンスが持っているのです。
Binanceとまったく関わりがないように思えても、実際はBinanceが作ったBSCという巨大なテーマパークに私たちはお金を預けてマネーゲームを楽しんでいるわけですね。

このテーマパークの繁栄はBinanceが無事なうちは続きますが、Binanceが何かしらの理由で、失墜したりした場合に資産が担保される保証はどこにもない。


これがBSC(Binance)のカウンターパーティーリスク(信用リスク)です。

一方でETHのDefiの場合はそもそもイーサリアム自体が管理者というものが存在しない分散プラットフォームのため。
信用が必要ないトラストレスな環境でレンディングや流動性提供が行えるというのが、Defiの本質なわけですね。


これはBSCのTVL(預かり資産)にも大きく影響します。
もしBSCがDefiよりも優れているならば、すぐにでもBSCがTVLを上回っているはずですが、現状はそうなっていません。
何故なら大量の資産を保有しているクジラにとってはGAS代の高騰はそこまで問題ではない上に、わざわざCPリスクを負ってまで
APYをとるより、多少低めでもETHのDefiに預けたほうが安定して資産を増やせるからです。

BSCが今後どのような流れになっていくかはわかりませんが、クジラの参入が見込みにくいのは今の盛り上がりが落ち着いた際に大きな課題になってくるかと思います。


本当に理解するべきリスクとは何か?


まず前提としてBSCがDefiではないというのは全くの正論なのです。

Binanceも建前はBUSDの発行元を自分とは無関係のところに設定したり、polkadotという他のネットワークと容易にクロスチェーンする事業に出資したりと「分散化」を図っていますが、現状は大本の資産をBinanceが握っている以上は建前にすぎないですし、それでETHと同じような分散性を持ったネットワークを作れるとは思えません。

しかしBinanceはこれまで自分とは関係ない多額のハッキング被害額を何度も補填した実績があり、そもそもBSC自体がBinanceが法規制によって打撃を受けた際に機能不全に陥らないように作ったものなので、CPリスク=資産がパー とは必ずしも言えません。

CPリスクとは例えるなら”飛行機が墜落するかもしれない”という想定とほぼ同じで、確かに起こったら死ぬかもだけどそこまで大げさに心配することか?とも思います

(これは個人的な意見ですが、知らないで使うのも罪なら。適切なリスクの説明をしない、できないのも罪だと思います)
 

それにBSCは真の意味でのDefiには成りえませんが、Defiをコピーして作ったものである以上。同じようなことが行えるのもまた事実です。
流動性プール(Liquidity Pool)・Yield farming。それらによって得られる収益のスキーム。そしてそれらのシステムを利用する上でのリスク。


RUG PULLによって資産を抜かれたり、売れないトークンを買ってしまったりするのはETHも同じ。これは身近な危険で場合によっては死ぬリスクです。ETHが現状「情弱の貧乏人さんお断り」状態だからこそ、無理にuniswapにいくよりも、素早く動けるBSCから入って、早く勝手を掴んで後から知識を固めたほうが理解が速まるので、変にお利口さんにならず積極的に利用してみましょう。


リスクを気軽に負ってみましょう。


Defiというのはまだまだ発展途上の場所であり、様々なリスクが存在しています。
この業界で私たちは何も知らない赤子も同然であり、全くの被害にあわないことはもはや難しいと言えるでしょう。

しかし、投資においては市場やプレイヤーが未熟だからこそ、利益を得られるチャンスとも言えます。
私は結構痛い目にあってますが、それでも容易に資金を増やすことができている。

リスクって包丁みたいなもので、致命傷になる怪我を負うきっかけになるかもしれないし、ちょっと指を切って痛い程度のこともある。
そしてそれ以上にたくさんの料理を作れたりする便利な道具でもある。

ただリスクを負うのではなく、そのリスクとどう付き合うかを考えながら投資するのが大事かな思います。

これだとちょっと曖昧なので、実際の例を基にした記事でも書こうかなと思いました。




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